丘というと自分の中ではなだらかな原っぱのようなイメージがある。
ポレポレの丘に出会うまで丘というところには行ったことはなかったように思う。ポレポレの丘は自分のイメージとは違いなだらかで広い所ではないが山の多いところならそうかと思う。
もともとは田んぼで荒廃したところを有志の方が手を入れて公園にしたというのを聞くと全く元の姿が想像できないくらいもとからあったようだ。
どれほど苦労して作りあげたのか、すごいなあと思う。
それぞれいろんな場所があってそんなに広いわけではないのに色々な顔を持っていて行くたんびに様々な発見がある。
春の水仙からあやめ、アジサイ様々な草花がその時々を迎えてくれる。よく整備された公園とちがって一見すると雑草も多く感じるが、整備されたものとは違う自然な感じを受ける。
みんな雑草というけど名前があって花や実をつけるし見落としてしまいがちな者たちに逆にきずかされる。
そういえば昔大学の講義で「雑草とは海外では言いません、ワイルドプラントというのです。」と言われたのを思い出す。
名前がわからなくても、綺麗ではなくてもそんな気にも留めないものが多くいる、それでもそれぞれが名前をもって存在する姿は人も一緒だなーと見ていておもう。みんなが同じならそれはそれで綺麗なのだろうけど違うことは当たり前だしそのほうが楽しいと思う。
そんなことにきずかされる場所がポレポレの丘なのかなーと行くたびに思う。
きっと感じかたも千差万別なのだろうけどそれぞれが何かを感じれる、そんな丘なのだと思う。
単純にこの時期は夕方ふらふらと涼みながら歩くだけで気持ちがいい夕焼けを見ているだけでなんだか元気になってくる、住んでいるのに世界がちがって見えるのだから不思議だ。